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医師として大事なこと

患者の心に寄り添い、不安を取り除くこと

病気や体調に不具合が出る時にお世話になる病院や医院。

小児や幼児など子どもが小さい頃は母親が子どもの健康を管理する役割担います。まだ言葉をよく知らない子どもの体調を見極めたりするのは大変ですし、自分が感じている痛みや辛さではないため、かえって不安が募ったりします。また、成長して大人になってくると、よほどの事がない限りは自宅療養をとることが多いと思います。

このように考えると、病院や医院にやってくる患者さんというのは、現在の症状や経過に不安を抱えている状態であるということが言えると思います。患者さんを診察する医師として大事なことは、症状や病名をただ伝え、薬を出すことではなく、患者さんの心に寄り添い、不安を取り除くということだと思います。

対処療法やお薬の説明、病状などを淡々と説明するだけで終わるお医者様も見受けられますが、それでは患者の不安は募るばかりです。病状を説明し、ある程度の経過を知ることで見通しがつき安心する患者さんも多いと思います。

身体の具合が悪くて気弱になっている。そんな患者さんの心と体を気遣って、不安を取り除くということが医師として最も重要なことなのではないでしょうか。

技術はもちろん、人間らしい心と対応力

医師とは人の命を救うことを職業とした人のことですが、命を背負うからこそ、医師があるべき姿と言うのがあります。

最も求められているのは、知識、技術、経験などででしょう。その辺は誰もが納得していることだと思いますが、ただ、知識があるという事が傲慢に繋がる可能性も持っています。

では、患者の立場からなら、医師はこうあるべきだという姿が見えてくるんでしょう。良く言われるのが医者は傲慢で偉そう、ということです。もちろん、そんな医師ばかりではありませんが、そう感じたことがある患者さんが多いのは事実です。

なまじっか知識を持っていると、色んなものを見落とすのではないでしょうか。知識がある、専門職だというこういった思い上がりは医療ミスにも繋がりかねません。そこに気づかない限りは患者のためになる治療なんてできないのです。

患者が医師に求めるもの、それは知識、技術、経験の他にも、人間らしい心と対応力ではないかと思います。